岡山県内地域(地区)連絡協議会の情報交換会

日 時    平成20年1月19日(土)9:00〜11:30
会 場    岡山県総合福祉・ボランティア・NPO会館 701号会議室
参加地域  岡山地区連絡協議会、井笠地域連絡協議会、津山地域連絡協議会、東備地域連絡協議会、真庭市手をつなぐ親の会などから、10名出席

開会挨拶  
 岡山県育成会徳田会長から、昨年の中国大会では皆さんにご協力をいただき、盛会裡に開催でき、感謝している。今月28日には、全日本育成会の副島理事長においでいただき、育成会活動を考える意見交換会が開催れる。また平成20年度が、岡山県育成会結成50周年を迎える。これまでの活動を振り返り、将来に向けての育成会活動を進めていくためには、若い親の皆さんの加入を勧める必要がある。とかく、これまで、学童、幼児を抱えた親のみなさんの働きかけが十分でなかった。先日岡山地区の学校部会が開かれ、参加された若い親の皆さんも情報交換の必要性を感じられていたことと、育成会そのものをよくご存知でなかったことが分かった。これまで、各地域で連絡協議会結成に皆さん方が大いにご尽力いただき、改めて感謝したい。これまでの活動について、意見交換する中で、今後の活動の一助になればと考えて開催したとの挨拶があった。

協  議
 福島県育成会専務理事の司会により、協議が始められた。
(1)連絡協議会設立の経緯について
【岡山地区連絡協議会】
・徳田県会長と福島専務理事から、これまでの県育成会は、地域、施設、学校PTAのそれぞれの親の会と直接、つながっており、組織的な地域活動ができていなかったので、地域に組織をということから始めた。
・中国大会の開催準備を機会に、福田吉備の里の会長、宮川旭川親の会連合会会長、岡山市育成会石原会長などのよいメンバーにも恵まれ、一気に盛り上げて結成にこぎつけた。中国大会の準備運営に傾注してきたので、まだ連絡協議会としての活動ば十分でなく、昨年暮れから部会の活動を始めたところである。
・これまで、施設部会では、グループホームの実態調査を行い、地域、施設部会を開催。昨18日に学校部会を開催した。
【井笠地域連絡協議会】
・県の育成会が平成15年に3つの委員会を設けて、そのうちの組織委員会のメンバーに私がなり、その年の7月26日第1回の井笠地域組織づくり懇談会が開催された。そこで、県育成会の活動内容や役割の説明があり、その後、7回、支援費制度、自立支援法などの情報提供、情報交換を行った。その中で、組織づくりの話し合いを平成18年12月に煮詰め、平成19年2月に代表者会、そして3月25日に設立総会を行った。
【津山地域連絡協議会】
・津山には、これまで、学校を中心にした津山市手をつなぐ育成会があり、学校における障害児教育が中心に活動が行われていた。
・親や当事者を中心とした活動をということで、連絡協議会を立ち上げ、親だけではだめなので、親の会以外に、施設の部会、小規模作業所の部会、学校部会など5部会を設けた。
・障害児者が利用している施設も巻き込んで活動しているという状況である。
【東備地域】
・私も、県育成会の組織委員会の世話人になり、東備養護学校へ通っている地域に呼びかけて、懇談会を始めた。
・瀬戸内市は、岡山地域に入るのだが、岡山市とあまりにも実態が異なるので、東備地域に加わることで平成19年6月に連絡協議会を結成した。
・和気町にも昔から育成会というのがあり、教育委員会に事務局があったが、親の会への支援ではなく、小中学校の個別学級への支援で親の会は自分たちでと言われた。
・そこで、平成9年に和気、吉永、日生で親の会を結成した。育成会が我々親の会の活動の邪魔になっているように思う。養護学校へ通っている子どもの親へのつながりもなく、学校側も養護学校について十分な知識もない。従って中学校へ進学した親たちから将来のことでおろおろして相談に見えるという状況である。
【真庭市手をつなぐ親の会】 
・17年真庭郡の9町村がいっしょになって結成した。結成したが、どうしてペーパー組織になりがちなので、5つの施設と交流会を7月にもった。それぞれの施設にどの位に通所しているか、事業収入や工賃などを部内秘で教えてもらい、授産物品の共同交換販売したり、仕事を回したりなど行ってきた。
・そのところへ、県育成会から連絡協議会はできないかという話があり、5つの施設と施設の親の会と交流会を発展させ、2月26日から28日に地域権利擁護フォーラムを開催し、そこで、2回ほどの開催で、3月には結成してはどうかと思っている。

(2)設立後の活動状況について
【井笠】
・本年度10月28日にときわ学園の杉本先生に「施設のあり方について」研修を行った。
・現在、施設親の会6団体、地域親の会9団体、相談員14人が所属している。これから、他地域の様子を聞いて、部会を設けて活動したいと思っている。
【津山】
・地域部会1団体、施設部会3団体400人、学校部会8ブロックあり、各ブロックに巡回して啓発している。療育手帳のこと、自立支援法についてなどの説明。小規模作業所部会12,3作業所、相談員部会それぞれ独自に活動を任せている。それぞれに部会長がいる。
・連絡協議会として、障害者の安全安心のために友人の検察医を通して、警察に訪問して地図に施設を記入して、お願いに行った。また、連合会長や医師会、民生委員、愛飲委員会へもお願いに行っている。しかし、実際に下部のそれぞれの委員までは浸透していないように思う。
【東備】
・にわかにつくってきたが、他の地域の活動を参考にして、東備の問題を2月に話し合って行こうと思っている。
【真庭】
・希望的なものとして、施設関係者や親の生の声を機会ができるので、これらを吸い上げて親の会の活動に加えて、要望活動に反映していきたい。共同販売とか出張販売の支援などにより、金銭的補助になれば。また、育成会の情報も提供していきたい。
・親の会に会員が100名いるが、施設通所者と重複しているので、もう少し整理して明らかにし、連絡協議会と親の会との整理し、連携がとれるようにしたいと思っている。
・現在、市役所の方で、施設に仕事が提供できるように洗い直しをしてもらって、積み上げてもらい、委託や発注してもらうようにお願いしている。
・管内に300名位該当の知的障害者がいる。そのうち100名が親の会に参加している。
【岡山】
・岡山では、結成以来、各市町の首長を表敬訪問してまず認知してもらうことをした。その一環で、県副知事や部長への訪問と言うことになった。
・12月に役員会をした。地域親の会が7団体。施設親の会37団体。学校部会が6団体。相談員部会。小規模作業所部会は独自に任せている。本人の部会としては、岡山と玉野がある。これも独自。
・昨日、学校部会を開き、それぞれの学校の次期会長さんも決まっているようで、来ていただいた。いろいろと話し合いができて良かった。なかなか、学校を通すと連絡が付かない。
・経費節減のためにもメールアドレスを聞いて一斉に連絡できるようにした。県から3万円いただき、中国大会の収益を入れて8万円あり、これらを使って活動したい。今後、1年間で経費を見積もって逆算で会費を決めていきたいと思っている。


(3)これからの活動について
活動資金について
戸井事務局長から、各連絡協議会に事務連絡費と会場借用費として年間3万円支給している。先進地の視察旅費などは対象としていない。
【井笠】
・設立する前に、会費の問題が出たが、会員としてはいろいろと所属し、それぞれに会費を払っており、これ以上は出すというのは理解が得られない。他地域の状況を聞いてみて考えたい。
・今後の連絡協議会の活動の意義を理解してもらえば会費も出してもらえるのではないかと思っている。
【東備】
・各団体から年間1000円。相談員は各一人から1000円ということにしている。通信費に活用しようと思っている。今後、年間1回はバザーをして活動資金にしたいと思っている。
・旧町村の親の会が中心で、加入人数の多少に関わらず、1000円ということにしている。団体で払っているので、個人にあまり負担感がない。
・これまで、東備には組織ができていなかったので、このような組織の力が必要だという皆さんの理解があるので、会費を出すことに抵抗が無かった。
・和気町では、親の会の組織ができたことにより、通所授産施設も実現することができたことも大きな理解を得られた一因である。
・ただ、施設親の会も加盟しているが、まだ、出席はない。
【旭川荘親の会連合会】
・1人当たり月3000円もらっており、各種の事業や、施設整備の補助にしている。それ以外に、年間1人当たり150円を徴収してして、活動費にもしている。本人のみや生活保護の場合には軽減している。
【岡山】
・岡山市の育成会は、施設を作って事業を行っていることから、いろいろと難しい問題があり、会費は保留している。一人100円として集めても人数が多いので、大きな金額となる。活動としては、そんなに費用は要らない。
・私どもの施設を見ていても、会費を年間6000円として、施設への寄付などは取りやめた。これからは利用者が施設を選択できるようになっているので、施設への支援資金は出すことはないということで廃止している。今後
逆算で考えていきたい。
【真庭】
・会費は、支部の300円の人数分。市から20万円の助成があり、これを6支部に一定額と人数分で活動費を配分している。親の会としては、事務局費として15000円、通信費コピー費に充てている。事業を行う場合は、市の社会魚議会から費用を支出してもらっている。
・連絡協議会としても部会を設けていうことにもならないので、当面会費もまだ必要としないように思っている。
・真庭市では、知的障害は組織化されているが、身体障害の組織がない。身体障害でも知的障害があり、重複として会員で入ってもらえば支援はさせてもらうことはできる。
・真庭市は南北80kmもあるので、いろいろと組織の上では問題もある。
【津山】
・会費の件は保留。今後の連絡協議会の活動を理解してもらう中で、団体会費を納めてもらうようにしたい。

その他
・成年後見について、施設親の会での団体手続きをすると費用も安くなり、報告も施設でまとめてもらうと融通してもらえる。
・これからは若い学校に通っている親への働きかけと施設からグループホームに出て行く障害者への支援を施設との協働で支援していく活動が必要である。
・来年度の県への要望に、自然災害の非難場所や方法についてを加えて欲しい。一般と一緒の避難では、障害者はかまってもらえないと思う。
・新しく育成会に入ってこられる若い方のニーズの把握、高齢障害者の問題、重度障害者の問題なども十分くみ取って考えていきたいので、ご協力を。

                                                             (文責 徳田)


戻る