岡山地区連絡協議会 第10回学校部会の概要
平成21年1月22日(木)の9:30から、きらめきプラザ705会議室において、第10回の学校部会が開催され、約25名の方が出席され、
12時すぎまで熱心な協議が行われた。
開 会 いつものように、県育成会徳田会長と岡山地区連絡協議会桂木代表のあいさつ。
全体協議
司会のHさんとOさんから、第9回学校部会のまとめが資料として配布され、その報告があった。
資料以外として、報告されたのは以下の点。 配布された資料
○放課後の過ごし方として、いつもゲームばかりしているので何とかならないものか。
・公民館などで料理教室などがあるが、親子で参加しては。北ふれあいセンターには、マスカットホールという部屋があり、ピンポンなど
いろいろの活動ができるので利用しては。
○公共的な場でのしてはいけないことへの注意の仕方
・約束ごとをカードに書いて示す。長い時間待つときには、時間の経過が分かるものを示す。例、タイマー、列車での移動では、駅名の
表で通過した駅名をチェックさせる。
○療育手帳保持者でないと養護学校高等部へ進学できない。知能の高い発達障害などの進学について
・一般高校への進学も一つの進路。県育成会でも一般校校への進学の道を広げるように働きかけている。また、最近では、自己推薦に
よる受験でき、その推薦枠を広げている。いろいろと高校に尋ねてみてはどうか。
その外に、Fuさんから東備養護学校から、発達障害児の生活支援手帳の作成が岡山県でされているので、その資料も配付され、関心を
もってほしいとの報告。
発達障害児生活支援手帳関係資料
全体研修
Hさんの子育てについて
・現在養護学校高等部3年の女子のお子さん。
・出産は、普通分娩で異常はなし。なかなか発語がなく、ママ、ババというぐらいでいずれ話せるようになるだろうと思っていた。
・保育園に入園させ、1年経過したところでも言葉が出ない。ずっと見てもらった保育士さんから保育中背中に負ぶっていることが多かったし、
ちょっとおかしいと言われた。
・児童相談所に連れて行くと、自閉傾向と言われ、幼児通園施設の倉敷学園を紹介された。連れて行ってみて、親子ともにあまりに違いす
ぎるので、びっくりしたが、主任の先生がだまされたと思ってしばらく預けてみませんかとの声かけでお願いすることにした。その後、特別
に困ることもなかった。同じように通わせている他の親は、あちこちの病院とく療育訓練に行かせていたが、私はそのようにはしなかった。
・就学のことを思い、地元の幼稚園に連れて行ったところ、園長さんは顔色を変えたが、担任先生が受けてくださり、1年通った。
・卒園を控え、就学する地元の小学校の特別支援学級の見学に行く、2人の男の子を指導している様子を見てあまりよくないし、校長が逃
げ腰のようであった。
・倉敷学園で同級であった親が引っ越しをしてT小学校に行くというので、T小学校を見学。少人数学級でよく考えておられ、親学級との交流
もよいので、私も引っ越ししてその学校に行かせる。
・6年間、安心して通わせた。親学級でもきちんと子ども位置付けて音楽発表会などの行事にも参加させてくれた。中学校に進学すると自立
しなければといわれ、まだ小学校に通わせたいと思った。
・小学校5年ぐらいから、思春期に入ったのか、自分に関係ない行事などに連れて行くとすぐにパニックを起こす。このころから服薬するように
なる。
・中学校に通うようになって、薬も合いだしたのか、漢字が読めたり、時計も分かるようになる。顔の表情もよくなりニコニコしているときには言
葉も出るようになったので、できるだけ喜ばせようとした。
・クラスの人数もすくなく、女の子が多かった。他の子どもは交流ができるが、うちの子どもは交流ができないので、教科担当の先生が個別
で指導してもらった。
・高等部へ進学し、将来どうするかということで、私は地元の作業所でも通わせてと思っていたが、高等部2年で岡大への職場実習など行く
ようになり、就労させたいと思うようになった。昨年には一人就職したこともあり、一般企業での就労は難しいであろうから、できれば、岡大
で働けたらと思った。2回で3週間の実習。雑務で、シュッレッダー、清掃、書類などのひもくくりなど一生懸命頑張った。今後面接があり、
就労が決まるのではと思っている。
・本人は暑がりであり、少し体重も落とすことが必要で現在努力している。また、風邪を引きやすいので、風邪をひいてもがんばれるように、
土日はゆっくりと休ませたいと思っている。5,6月を乗り切ればと。
・今後のことは、高等部3年の3人の親同士でマンションでも借りて、生活支援を受けながら自活できるようになればと願っている。
・岡大の就職は、平成19年に2名、平成20年4名と広がっている。
グループ協議
軽中度、重度の二つのグループに分かれて協議
重度のグループで協議内容。
○Nさん:現在、みどり学園に通っている。来年度南養護学校へ就学。療育手帳A。2歳のときに筋ジストロフィーとの診断。年2回神戸大附
属病院へ通院。平生は岡山大学附属病院。言葉が出ないので、旭川療育園で言語訓練を受けている。現在は自力歩行ができている。南
養護学校の通学で、バス通学か、親の送り迎えかで悩んでいる。どうすればよいか。
・学校の通学バスの様子を魅せてもらってはどうか。本人は現在の通園バスは喜んでいるというが、通学バスでの添乗員の対応が十分で
ないとの話もあるので、次回で南養護学校の保護者も来られると思うので、そこで様子を聞くのもよい。
○Mさん:みどり学園で中度の5歳。言葉が出ないので、次回の児童相談所でこのままだと重度の判定に。悩みとして3つある。@言葉が出
ないこと。現在重井病院の言語訓練に通っている。A遊ばない。本を読んでやっても本わすぐ破る。C子どもが4人をおり、一番下が3歳で、
このような会に参加するときは、姑に面倒を見てもらっている。気が引けるので、預かってもらえるところはないだろうか。
・@について、Sさんから「私も言葉が出なくて重井病院へ通った。母子関係を作ることが必要ということで、何も指導を受けず、親子で半年
遊んだ。テキスパールを服薬するようになり、言葉が出るようになった。無理強いを市内で、あまり焦らず、楽しむようになれば自然と話せ
るようになるのではないか。
・Aについては感覚遊びを好む発達の段階だから、そのような遊びをしっかり親子でいっしょにしては。兄弟とも一緒に遊んでも良い。破る
のが好きであれば、新聞をしっかりやぶってもよい。そのときの音を口まねすると発語への意識付けにもなる。
・Bについては、案外、3歳のお子さんを預かることを姑さんは喜んでいるかもしれない。月に何回かその回数を含めて家族で話し合ってみ
ては。
○Oさん:岡大特別支援学校高等部3年のダウン症。根気がなく、継続できない。おしゃべりが好きで、しょっちゅう周りの人に話しかけ、相手
に不快感を与える。携帯電話を持たせると度々掛けて迷惑をかける。学校へ度々かけるので、番号を削除すると駅で駅員さんに鞄のファス
ナーが開かないと学校へ電話を頼む。家での手伝いはするが、気分次第で手を抜く。
・家での仕事で本人に分かるチェック表を作り、確認させながらさせる。一週間とか、一月できたら、何かご褒美を与えるなど、小さいことか
ら確実にきちんとできる習慣づけを今から実行しては。
○Ooさん;岡山東養護学校中学2年の女子。添い寝をしないと寝ない。昨年、初潮があった。お風呂なども入れている。
・寝室の雰囲気づくり。本人が好む大きなぬいぐるみを用意するとか。お父さんの仕事部屋に側で寝具を用意して寝かせる。生理が始まっ
ているので、その周期と体の様子をよく観察しておく。お風呂は実家の方でおばあさんに手伝ってもらってはどうか。
○前回耳鼻科の診療でこまったことについての経過。
・江崎の藤本耳鼻科が完全予約制で、他の患者さんもいない。少しパニックになったが、診察室にも機械類がなく、器具もプラスチックで、
綿棒を使ってお願いしたこともあり、何とか診療を受けることができた。そこでは、言語訓練もされている。その後は、治癒して通っていない。
・障害児を受診してくれる医院病院のリストはできないだろうか。この部会で情報交換を
・診療の際に、障害の状況、対処の仕方などについてのサポートブックを用意する。現在、県でその作成を検討中。備前市は今年度中に作
成する。
当日の懇談内容のまとめ1 (軽中度のグループ)
当日の懇談内容のまとめ2 (中重度のグループ)
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