岡山地区連絡協議会 第5回学校部会懇談概要

 6月26日(木)の9:30〜12:00で、きらめきプラザ705会議室にて、開催。約30名のみなさんの参加があった。

開会あいさつ
 県育成会の徳田会長から、23日の相談員研修会での活動報告で、40歳代の知的障害者の事例を取り上げ、地域で、子ども時代から知り合い、見守りのできるネットワークを親が努力してつくることが必要、就労については、「時間を守る」「約束を守る」「嘘をつかない」の3つが大切との職業安定所の統括指導官からの話があったなどを紹介し、挨拶とした。
 岡山地区連絡協議会の桂木代表からは、これまでの話し合いで出てきた問題を整理し、まとめた資料を説明。今後の話し合いの方向性をみなさんに考えて欲しいとの提案がある。
  話し合いの項目として 障害別の問題、障害児教育、 就労関係、制度について、健康管理、家庭教育、地域ネットワーク。



自己紹介と主な問題点など

Aさん
・健康の森学園では、異動が多く、毎年担任が替わる。昨年から本年度の22名の異動があった。なんとかならないのものか。
・就学希望者の体験入学があったが、希望しても入学できない実態がある。
・現在、私の子どもは高等部に在学だが、就労へ向けての実習ばかり。生活していく上での教育を。特に私の子どもはコミュニケーションができないので、その教育をお願いしたい。
・会話用の補助具として「ポケットゴートーク」というのを使っているが、5万円もする。何か補助はないか。
Bさん
・思秋期に入ったのか、気になる子がいて、業間休みなどに、そのクラスに行き、相手を見つめる。相手も悪しきしており、嫌がっている。先生から、家にまで追いかけていくこともあるので、早めに対処をと言われているが、困っている。
・備前中学校の親に尋ねると、現在、他の学校から就学している生徒1名で、普通教室にいて授業を受けている。支援学級としての授業ができていない。専門の先生はいないようである。
Cさん
・現在、小学校3年生だが、将来のことが心配。加算減算はできるがかけ算ができない。電卓を使って勉強している。
・将来に役立つためにも基礎的な勉強が必要と思うが、先生からは、何か本人が楽しんでできる勉強を見つけてあげることといわれるが心配である。
Dさん
・現在、高等部2年で、先だって職場実習があった。日頃、学校や家庭では、よく話せるのに、職場では全く言葉が通じない。会話のためのカードもあるが、使うこともできていない。外へ一歩でも出て行くと、一言も話せなくなる。少しでも話せるようになればと悩んでいる。
Eさん
・中学校の特別支援学級は、立ち遅れている。勉強は二の次で精神の安定をまず大事として、指導している。現在、障害児が51人通学している。
・知能指数によって、縦割りで学級編成がされている。今の勉強の様子を見てみると、昨年と同じ部響に戻っている。よく聞いてみると毎年、同じところから勉強するとのこと。
・就労に向けてのことが、中学校にはない。ぷれジョブのようなものができたらと思う。どっちつかずのものになっているように思う。
Fさん
・中学校通っているが、思春期に入り、性教育に困っている。いろいろと話を聞くと、多岐にわたっており、どうして良いかわからない。
・中学3年になっているので、高等部も寄宿舎のあるところを思っているが、多くて学区外は受け入れてもらえそうにない。住所を変えてでも行かせたいと思っている。
Gさん
・ダウン症の子どもである。優しい先生にはよい。将来のことで不安に思っている。
Hさん
・初めての参加。中学校への進学で、養護学校か、中学校の特別支援学級かで悩んでいる。
・知的障害に自閉傾向がある。熱心な先生のお陰で、今はやっと落ち着いているが、家では当たり散らされることがある。
Iさん
・今年から小学校の特別支援学級に。ADHDで、集中力がなく、10分と続かない。やる気をなくしている。
Jさん
・前回からさんか。現在、みどり学園へ通園している。元気だが、まったく発語がない。児童院に行くと、作業療法でしばらくやってはと言われた。ところが、6ヶ月間の訓練がみどり学園と併用がてきず、退園扱いとなり、6ヶ月後に歳入園できるかどうか保障がないと言われた。待機待ちの人も多いと聞いている。
Kさん
・小学校の情緒障害特別支援学級に在籍。授業中に気が乗らないと鉛筆をぼきぼきと折る。気が乗ればする。
・軽度発達障害でIQ85位で、自閉傾向を伴っている。
Lさん
・3人の子どもがおり、長男がアスペルガー症候群。
Mさん
・生活の中でどのように養育していったらよいのか、悩んでいる。
Nさん
・倉敷養護学校の高等部2年。IQ30ぐらいで自閉症。日々変化しており、悩むことがあったが、長いスパンでみるようにしている。
・先生が、休みの日に家庭訪問していただき、家の中をチェックしてもらった。そうして、行動を構造化してやり方を教えていただいた。
・現在は、いろいろな家事を手伝ってもらい、手伝いが出来たら、10円あげるようにしており、ほとんど家事ができるようになった。
Oさん
・中学校1年で特別支援学級に通っている。小学校のの時は普通学級にいて、途中でカウンセリングを受ける中で、小学校から特別支援学級を勧められた。しかし、いろいろなところに相談に行くようにといわれ、たらい回しにあったが、結局、本人が現在の学級を希望したので、落ち着いている。
Pさん
・養護学校の高等部3年。健康だが、一時81kgになり、ある方法を確立して、62.5kgに。
Qさん
・中学校の2年。勉強に嫌悪感を抱いている。学級には3人。一人の先生に手がとられて、学級でじっとしている状態。先生も悩んでいるようだ。
Rさん
・現在、6歳で幼稚園似通っている中軽度の自閉症。来年就学なので、いろいろと勉強をと思っている。
Sさん
・小学校の教員です。現在627人在籍。5名の児童が知的、情緒障害の学級におり、通常学級に21人の聴覚、知的、情緒障害の児童がいる。
・聴覚障害の児童は、人工内耳を装着していて、保護者もすごく勉強しており、病院にも定期的に通院している。
・関係機関にも出向いて協力を得ながら、ひとりひとりを大切に教育に当たりたい。
・保護者への支援がすごく必要であることを感じた。
Tさん
・美咲町の親の会のお世話をしていて、発達障害の相談をよく受ける。
・小学校へ就学してから、療育訓練が受けられない。津山市内で受けていたが、待機待ちが多い。
・町にお願いして、9月補正で出前教室を開設してもらうようになった。
・町長も熱心で、インターネットで発達障害の専門家などを調べていた。
Uさん
・私の子どもは肢体不自由で、知的にはボーダーライン児。
・ボーダー児への理解があまりなく、困っている。
Vさん
・私の子どもは重症児。私の兄も障害者で先年亡くなったが、私の母は、兄妹の養育に分け隔てがなかった。
・私の子どもも3人いるが、どうしても重症児に手を取られ、また、当時は今のように福祉が進んでいなくて、障害児を預かってもらえず、下の子どもに当たることがあった。
・重症児の親の会を立ち上げて、サービスが受けられるよう働きかけ、現在は、預けることができるようになり、子どもに分け隔てなく、養育することができるようになった。
・養護学校のPYA会長を受け、いろいろな相談が寄せられている。気軽に話し合える場があればよいと思っている。

グループ分け懇談
 前回と同様に、二つのグループに分かれて、それぞれから出された問題点に対して、解決方法についていろいろと意見交換がなされた。
 予定の12時まで、熱心に話し合われた。

閉会あいさつ
 福島県育成会専務理事から、今日の懇談の様子をまとめ、閉会の挨拶とされた。

 
次回は、9月12日 9:30〜12:00 きらめきプラザ705会議室にて。ふるってご参加ください。

                           (文責 徳田)

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