JDF(日本障害フォーラム) 地域フォーラム in 岡山
     〜障害者権利条約の批准に向けて地域より発信!〜


 平成20年11月1日(土)13:00〜17:00までで、岡山駅近くのピュアリティまきびで開催。主催は、日本障害フォーラム、共催はJDF
地域フォーラムin岡山実行委員会、協賛としてキリン福祉財団、損保ジャパン記念財団、ヤマト福祉財団からの助成により行われ、
200名を超える参加者により、熱心な協議が行われた。


 当日配付資料

1 開会あいさつ

 開催地を代表して、藤田勉実行委員長並びに主催者である日本障害フォーラムから森祐司氏により開会あいさつがあり、来賓として
岡山県障害福祉課山本課長、キリン福祉財団の米内山昌孝氏から来賓あいさつがあった。

2 基調講演
  演題「障害者権利条約のわが国へのインパクト」
  講師 法政大学現代福祉学部教授

      日本障害者リハビリテーション協会副会長  松 井 亮 輔 氏
  JDFの成り立ちにまず触れながら、障害者権利条約の成立の経過並びに今後の国内での整備への課題について説明がなされた。

3 パネルディスカッション
  協議題「地域であたりまえに自立して暮らす権利」
  パネリスト
   永 井 美代子 氏   (財)岡山県身体障害者福祉連合会理事
   徳 田 公 裕  氏   (社)岡山県手をつなぐ育成会会長
   片 山   健  氏   (NPO)東備 理事長
  コメンテーター
   新 井   宏  氏   川崎医療福祉大学医療福祉学部准教授
  コーディネーター
   森    祐 司 氏   日本障害フォーラム 政策委員長
                  日本身体障害者団体連合会常務理事
  まず、森氏から、協議の趣旨についての説明があり、次にそれぞれのパネリストによる発言を求めた。
  永井氏は、玉野市の地域における障害者自立支援法施行以後の具体的な地域活動の様子を組み入れながら、現状の問題点を浮
 き彫りにしながら、前向き支え合って行くことの必要性を訴えた。
  徳田氏は、本年度実施した、障害者自立支援法関連のアンケート調査を元に知的障害者の地域生活における権利擁護について、
 地域の公共機関、医療、福祉サービスなどなどの実態を利用者の目から問題点を取り上げ、障害者権利条約の国内法の整備への
 課題と、地域生活への支援の実現には我々当事者を含めた活動が必要であることを訴えた。
  片山氏は、精神障害者の地域生活における支援について、自立支援協議会の活動の視点から現状と課題について訴えた。
  コメンテーターの新井氏からは、障害者が地域で生活できるようにするためには、社会資源の活用と相談支援、自立支援協議会の
 機能の活性化、そして、地域のケアシステムの構築の必要性について説明があった。
  フロアからは、難聴者の立場から、要約筆記などの支援が日常的な活動までサービスが行き渡らない実情や、障害認定の在り方な
 どの発言があり、また知的障害者関係者からは、県北であるが故の格差と成年後見制度についての問題、また、障害者自立支援法、
 権利条約の理念は良いが、具体的な実現に向けて施策の構築が大事であるとの指摘があった。また、今回のフォーラム資料が視覚
 障害者向けとしては不十分であるとの指摘もなされた。

  
4 閉会
  コーディネーターの森氏による総括があり、予定時間の17時で盛会のうちに終了した。

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